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「ありのまま」に感動する人はありのままに生きてはいない

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●デブ姉が「♪ありのまま~」に嵌った

 「MayJ.」の『Let It Go』がヒットしている中、うちのデブ姉もこれに嵌り、カラオケで歌いまくっているとのことであった。なんでも「♪ありのままで~」というサビの部分がお気に入りのようで、カラオケで何度も何度も歌って巧くなろうとしていた。

 最近のカラオケボックスは料金が非常に安いので、それこそ満足が行くまで居続けることができるのである。このため『Let It Go』の猛特訓が巧く行ったらしく、かなり上手に歌えるようになった。そのご機嫌な状態で実家に帰ってきたのである。

 それなのに我が家でデブ姉は「♪ありのままで~」と歌っているのに、風呂場から上がって来た時には、バスタオルで体をグルグル巻きにして出て来たのである。なんで隠す? ありのままはどこに行った? 他人に見せないからこそデブはデブのままなのだが、どうもその大事なことに気付かないのである。

 俺はこのブログで「MayJ.」の運命鑑定を行い、名前は物凄くいいのだが、自分の歌を機械的に歌ってしまい、感情を込めないという問題点があると指摘した。歌に感情が籠っていないと見る人たちは結構いて、そういう人たちは全員が全員、スマートであった。

 岡本夏生は東京MXテレビの『5時に夢中』で、「「MayJ.」の『Let It Go』より、松たか子の『Let It Go』の方が良かった」と発言していたのだが、これは本当にその通りであろう。これは聞けば解ることなので、これに気付かない人は音楽の能力に問題があるとみていい。

●意味不明のカミングアウト

 この『Let It Go』によって「ありのまま」という言葉が流行語になってしまった。そんな中、オーストラリアの或る女性が乳癌で乳房を切断したことをカミングアウトしたことがネットで話題になり、「勇気ある行動」と多くの人たちから称賛されたというのである。

 俺はこの情報を聞いて、「オーストラリアではまだ乳癌に対して乳房の切断をやっているのか?」ということに驚いてしまった。日本では乳癌の手術が劇的に発展して、もう乳房を切断する手術は殆ど行われていないのである。それなのにオーストラリアではまだ乳房を切断するという旧式の手術をやっているのである。

 もう1つ驚いたことは、「この女性には親しい友人がいなかったのか?」ということである。女性が乳房を切断すれば、見た目で解るものである。そうなれば友人に「どうしたの?」と訊かれ、「乳癌手術で切断したの」と答える筈である。しかしこの女性にはそれがなかったということなのである。

 このブログでも乳癌予防の情報を流しているのだが、乳癌になりたくなければとにかく赤ちゃんを3人以上産み、母乳で育てるべきなのである。気を付けるは授乳を終える遣り方で、「卒乳」という形で自然に終えず、「断乳」という遣り方で強制的にやってしまうと、それで乳管が詰まって乳癌になってしまうのである。

 だから女性が赤ちゃんを産まなければ乳癌は罹り易くなる。また赤ちゃんを産んだとしても赤ちゃんの数が少なく、断乳という乱暴なことをやってしまえば、乳癌に罹ってしまう。女性であるならそういう知識を持つべきであって、そういう知識がないからこそ乳癌に罹ってしまうのである。

●隠した方がいい人

 笑ってしまったのが、『Let It Go』の歌がヒットしている中、短パンの中央部に穴を空けて、そこにチンチンを出して自転車で走行したいた男性が警察に捕まったというニュースが流れたことだ。この男性は公然猥褻の疑いで逮捕されたとのことであった。

 しかも彼は仮出所中であり、前回も公然猥褻で逮捕されたので、自分のチンチンをみんなに見せたくて仕様がなかったのであろう。彼こそ「ありのまま」に生きたのだが、ありのままで生きようとすれば即逮捕なのである。懲役刑を下すより、チンチンを隠す生き方を教えてあげなければならない。

 文明状態の中で生きるということは、ありのままで生きてはならないということなのである。法の支配の下で生きているのであって、せめて憲法や法律を遵守して生きねばならないのである。だから家族という物が大事になってくるのであって、家族の中でなら或る程度ありのままに生きることができるのである。

 それゆえ国家権力が家族の中に入り込むのは絶対に許してはならない。国家権力が家族の中にはまで入り込んでくれば人々は本当にありのままに生きることができなくなり、国民の自由は確実に消滅してしまうからだ。「子供の権利」というのが危険なのは、政府はこの権利を足がかりに家族への侵入しようとするからなのである。

 「個人の尊厳」と「家族の尊重」は共に大事なのであって、家族を否定し、個人だけを引っ張り出す思想や、個人を否定し、家族だけを引っ張り出す思想は共に危険な思想になるのであって、どちらとも宜しくないのだ。人間は群生動物である以上、自分1人で生きればおかしな生き方をしてしまうし、かといって家族の中に押し込められれば窒息してしまうのである。

●謙虚さの欠如

 「ありのまま」という言葉に感動する人たちがいるかもしれないが、ありのままの自分というのは実は大したことはないのである。自分がどんなに美しいと思っていても、鏡で自分の姿を見続けていれば、自分の様々な欠点に気付くことであろう。自分の姿を鏡で見てうっとりとしているのは、余程の自惚れ者だけである。

 俺に言わして貰えば、ありのままに感動する人たちは謙虚さがないのである。謙虚さが欠如しているから、この世で生きていて様々なトラブルを引き起こしてくれるのである。人間というのは私利私欲で生きているのだから、自分にも相手にも利益になるような生き方を模索していけばいいのである。

 ありのままの自分は大したことはない。自分だけが大した者ではないのではなく、みんなも大したことはないのだ。それに気付いた時、本当の人生が始まる。自分が無価値だから、自分の心の中で価値を生み出し、それを具現化して行かなければならないのである。

 うちのデブ姉の場合、とにかくダイエットをして体をスリムにし、とっとと結婚することなのである。デブなくせして、唯我独尊状態にあるからこそ、デブはデブのままで、結婚もなかなか進まないのである。結婚するに当たって足りないのは、愛でもお金でもなく、「謙虚さ」なのである。

 『Let It Go』がアメリカ合衆国で産まれた歌ということを決して忘れてはならない。もう既にアメリカ合衆国の国民たちは謙虚さを失い、傲慢になっているのである。神は傲慢になる人間を徹底的に嫌うから、必ず天罰が下されることになるのである。

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