●城南海って本当に歌が巧い
テレビ東京の『カラオケ★バトル』が、我が家では大いに盛り上がっている。番組では歌の巧さを競っているのだが、我が家はカラオケの点数を当てることを競っている。予想した点数が当たれば大歓声で、予想して点数が外れれば「なんで~?」とブーイングになる。
番組制作者たちが予想だにしない見方をしているのだが、この見方をするためには番組を冷静になって見なければならない。好き嫌いの感情が入ってしまうと、冷静に見ることができず、点数の予想が外れてしまうのである。しかしこの番組を見ていて、1人だけ好きになってしまった女性歌手が出て来てしまった。
それが「城南海」であり、最初、その歌声を聞いた時、「歌が本当に巧い!」と感嘆してしまったし、それに顔が俺の好みで、特にその笑顔が実に素敵である。このため城南海が出て来ると、点数予想が大いに狂ってしまい、彼女が高得点を叩き出すと、我が家では大歓声が起こる羽目になる。
城南海と書いて、「きずきみなみ」と読む。城南海は1989年12月26日に鹿児島県奄美大島で生まれで、14歳の時に奄美大島を離れ徳之島に行き、その後、15歳の時に鹿児島市に移り住んだ。17歳の時に路上で歌っている際にポニーキャニオンミュージックにスカウトされ、19歳の時に歌手デビューを果たしている。
これだけ歌が巧いのだから売れて当然だと思うのだが、ポニーキャニオンミュージックの戦略が実に下手で、なかなか売れていない。鹿児島県民はその歴史から必ず福岡と大阪と東京に人脈があるので、福岡と大阪と東京で集中的に営業をしかけなければならないのである。それをやっていないのだから、苦戦が続くのは当然である。
●その名の如く、南の海に縁がある
城南海の名前に運命鑑定を施してみると、実に凄い結果が出て来た。城南海はその名の如く、南の海に縁がある。東京に出て来たからといって、余りにも都会的になってしまうとダメになる。現在、「奄美大島観光大使」と「徳之島観光大使」をやっているのだが、こういうことをやることが大事なのである。
「南」という漢字は楽器に深い縁がある。しかも「海」という漢字は広く深く暗いという意味で、このため音域に幅があるということになる。ということは歌手になるべくして生まれてきたような名前であるのだ。ただ単に歌を歌うのではなく、楽器を持ちながら歌う方がより良いことになる。
音相は「みなみ」なので、「美しい波」という意味になる。このため歌声が非常に美しいのである。メロディーラインが明確になっている歌の方がより才能を発揮し易いことになる。サビの部分でインパクトがある歌だと大ヒットする可能性を持っている。
名の画数は「18画」なので、芸能界で活躍し易い。芸能界では次から次へと仕事をこなして行った方がいいので、18画のようにせわしなく働かざるを得ない画数の方がいいのである。ただ危険なのは、バラエティー番組に出過ぎてしまい、お笑い芸人に勘違いされてしまい、それでCDが全く売れなくなってしまうので要注意だ。
問題は陰陽バランスで、「オール陽」になっているので、これだと当たっている時はいいが、落ち目になるととことん落ちて行くことになる。「城南海」の「城」は通常、「きずき」とは読めないので、
「きずき南海」
にすると、陰陽バランスが取れる。但し総画が32画になるので、ヒットするまで時間がかかる。そこで、
「きづき南海」
にすると、総画29画になり、早くにヒットすることになる。恐らく城南海本人は「ず」と「づ」の発音の区別がつくだろうが、「きづき」で行った方がいいと思う。
●天中殺でデビュー
城南海で最大の問題は天中殺で歌手デビューしてしまったことである。城南海は高校を卒業してから歌手デビューしたのだろうが、これが完全に裏目に出た。17歳でスカウトされている以上、高校在学中に歌手デビューしておけば天中殺を回避することができたのである。
天中殺で歌手デビューした場合、歌手としてなかなか成功しないし、歌手として成功してもその成功はいずれ帳消しになる。幸い、天中殺のド真ん中ではないので、それほど強烈な不幸が襲ってこないが、もしも天中殺のド真ん中で歌手デビューしてしまうと、宇多田ヒカルのように自分の成功と引き換えに、母親の自殺という痛い代償を支払うことになってしまうのである。
天中殺の災厄を防ぐためには、終生、歌手の仕事をするのではなく、歌手の仕事は歌手デビュー⁰してから10年間と割り切り、歌手デビューして10年後には引退してしまえばいい。その間にヒット曲を連発させていけば、歌手としては思い残すことはない筈だ。
歌手の仕事を死ぬまでやったとしても、ヒット曲が出て来るのは若い時に集中しているものだ。これはどの歌手も変わらない。だったら若い時に死ぬ気で働きまくり、自分が出せるであろうヒット曲の大半を出しまくり、それで引退してしまえば、その後の人生は他のことに使え、普通の歌手たちよりも遥かに実りの多い人生を送ることになるのである。
天中殺で歌手デビューした場合、どうやったとしても歌手としては根付かない。歌手でそこそこ売れて、バラエティータレントになるという手もあるが、歌がここまで巧くてバラエティータレントでは才能の無駄遣いというべきものである。
●島唄を活かしてヒット曲を出して欲しい
歌の巧い歌手にとって最大の落とし穴は、
「歌が巧いことばかりに囚われて、ヒット曲を出すために努力するということを忘れてしまうこと」
なのである。歌手の場合、大ヒット曲がないと、どうでもいい雑事に追われ、いずれは疲れ切ってしまい引退ということになってしまうのである。
城南海は歌手デビューしてもう5年になるのだが、仕事内容に問題はあり過ぎる。国内では大して売れてもいないのに、韓国ドラマの仕事を請け負ったりしているのは大いに疑問である。ポニーキャニオンミュージックの戦略の悪さが、ヒット曲を出せないという結果を産み出してしまっているのである。
ヒットを狙うのなら、明るい歌で、アップテンポの歌がいい。島唄をやっていたからといってのんびりとした歌ばかりでは、どうも味が出て来ないのだ。売れるためには島唄を活かしつつも、ポップス的な要素を思う存分取り入れていった方がいいのだ。
もう1つの遣り方としては、過去のヒット曲をカバーし、それで再びヒットを飛ばすという遣り方だ。ただ単にカバーするのではなく、島唄でアレンジして城南海の歌にしてしまえば、そのヒット曲の思わぬ魅力が出て来ることになるのだ。これは絶対に売れると思うので、是非ともやって欲しいものだ。
城南海にとって歌手としての時間は限られている。歌手デビューしてから10年も経てば、思わぬ不幸が続出して来ることになる。それまでに歌手としてやるべきことは全部やってしまい、それで引退というのが最善の方法なのである。逆にこうやって時間を区切れば、時間がエネルギーに変わり、そのエネルギーを使って大ブレイクしていくことができるのである。
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