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只今、大河ドラマ用の小説を考えております、

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●実はうちの姉がV6のファンです

 うちの姉は結婚ドタキャンされ、デブになり、それなのに彼氏ができ、結婚話が順調に進んでいるのだが、実はV6のファンなのである。

「年齢を考えろ、年齢を!」

このため、今年の大河ドラマ『軍師官兵衛』を真剣になって見ることになる。まんまとNHKの碌でもない戦略に嵌っているのだが、こういうことで視聴率を底上げしても仕様がないではないかと俺は思ってしまう。

 今回の大河ドラマはNHKも本腰を入れて制作に臨んでいる。『八重の桜』で主役の綾瀬はるかが好演したとしても、脚本上の問題で視聴率が悲しいまでに上がらなかった。それを受けての『軍師官兵衛』なので、脚本を充実させた上での放送なのである。

 しかし主役にアイドルを使うのは如何なものか? 岡田淮一は身長が低いから、座っているシーンは誤魔化せても、立っているシーンになると頭1つ分も凹んでしまうので、見栄えが余りにも悪すぎるのだ。しかもアイドルを起用している以上、その視聴率は上げ底の視聴率なのであって、実際の視聴率は随分と下がってしまうのである。

 より問題なのは、「光」役の中谷美紀であろう。このドラマでは重要な意味を持つヒロインなのだが、ヒロインというのに美人ではないし、既に小皺が目立つし、そして何より演技が下手糞なのである。俺はなんでこの中谷美紀を起用したのかその理由が良く解らない。美人でありながら演技の巧い女優は他にもいるのであって、もっと女優選びを慎重にやるべきだったのである。

 『軍師官兵衛』は脚本自体は合格点を上げることができる。問題はキャストなのである。主役とヒロインで躓いていては、視聴率が上がらなくなるのは当たり前のことなのである。大河ドラマは質が高いドラマなので、それに耐えることができる俳優というのは、相当にレベルが高くないと困るのである。

●時代劇は歌舞伎役者に限る!

 大河ドラマを見ていてつくづく思うのは、

「時代劇は歌舞伎役者に限る!」

ということなのである。歌舞伎役者は歌舞伎で時代劇をやっている以上、いざ大河ドラマで起用しても様になるのである。普通の俳優ではどんなに巧く演技しても、そこには限界があるのである。

 その最たる物は「声」である。歌舞伎では江戸時代前期の発音が凍結されているために、その発声法で声を出されると、恰も戦国時代にタイムスリップしたかのような感じを与えてくれるのである。それに歌舞伎役者の声は如何なる俳優よりも声が通るので、非常に聞き易いのだ。

 もう1つ重要な物が「動き」である。時代劇では日本家屋で使用されることになるのだが、日本家屋で育った者でないと、何が礼儀正しくて何が無礼に当たるのかが解らないのである。嘗て『江』で上野樹里が批判されたのは、家の中でドタバタと歩くからなのである。あんなことをやったら絶対に叱られてしまうのである。

 その点、歌舞伎役者は安心でき、歌舞伎役者たちは全員が日本舞踊を出来るので、それで動きに違和感がないのだ。日本舞踊こそ時代劇をやるには必須なものなのだが、なぜだかこの当たり前の事実を俳優たちは真剣になって受け止めてこないのである。

 トドメが「顔」である。歌舞伎役者は時代劇用の顔を作ることができるということなのである。歌舞伎役者たちは現代の基準からすればイケメンではない。ただその顔を時代劇に用いると、巧く行く顔なのである。顔にインパクトがあるので、すぐに引き込まれてしまうのである。

●俺がピックアップするのは「市川海老蔵」

 そこで俺が大河ドラマ用の小説を書いてしまい、その小説を原作に大河ドラマを作り、その際、歌舞伎役者を主演させてしまえば、非常に質の高い大河ドラマができるのではないかと考えた。この手法でやれば、連戦連敗の大河ドラマでヒットを飛ばすことが可能になるのだ。

 俺が選んだ歌舞伎役者は「市川海老蔵」である。

 市川海老蔵は暴行事件で病院に入院し謹慎する羽目になったが、「陰陽バランスの法則」を使えば、ああいう悲惨な出来事があったからこそ、チャンスを掴みさえすれば大ブレイクすることができるのである。市川海老蔵こそ大河ドラマに出れば確実にヒットを飛ばしてくうr歌舞伎役者なのである。

 今はまだ原作の題名をどれにするかと悩んでいる段階なのであるが、既に題名候補は幾つか上がっている。

 例えば『魔女の宅急便』をパクって

『海老蔵の宅急便』

この物語は宅急便の仕事をやっている市川海老蔵が配達途中に暴走族に襲われてしまい、灰皿を手裏剣代わりに応戦するが凹凹にされてしまい、血まみれになって帰って来るというお話である。尤も内容的にゴールデンタイムで放送していいかが問題になる。

 その他にも『千と千尋の神隠し』をパクって、

『海老蔵と灰皿の神隠し』

というのがある。この物語は、歌舞伎役者の市川海老蔵が灰皿と共に神隠しにあってしまうという物である。しかし完全に行方不明になるのではなく、捜査の途中で病院に入院している写真が送り届けられてくることになる。ということは市川海老蔵は生きているということなのである。

 最も残酷なのは、『崖の上のポニョ』をパクって、

『崖の上の海老蔵』

である。この物語はタマティーが市川海老蔵を崖から突き落とし、市川海老蔵が即死するというお話である。『崖の上のポニョ』の一体どこをパクったのかが問題となるが、死体がポニョポニュになっていることだけは事実なのである。俺が歌舞伎役者を使う以上、死ぬ気でやって貰う。

 俺が市川海老蔵に対して如何なる原作を考えたとしても、俺は何がなんでも灰皿を使用する。NHKに受信料を支払っている人たちに灰皿を贈り、市川海老蔵が大河ドラマで下手糞な演技をしていたら、テレビ画面に向かって灰皿を投げていい。これによって市川海老蔵は負傷することになるから、本人は戦々恐々としながら演技をすることになるのだ。

●大河ドラマの最低条件

 NHKの大河ドラマは日本のドラマの中で最高峰なのだが、大河ドラマには大河ドラマとして最低条件があるからこそ、日本国民は注目するのである。この最低条件をクリアできれば高い評価を与えることができるし、最低条件をクリアできなければ批判が殺到することになるのだ。

 では、その大河ドラマの最低条件とは何か言えば、

①人間の生き様を描く。

②日本人とは何か、日本国とは何かを描く、

③主役だけでなく、脇役も光らせ、チームプレイで勝利する。

の3つなのである。民放でやっているようなドラマは人生の中で起こるエピソードを描けばそれで合格である。しかし大河ドラマは違うのである。ハードルが高いというよりも、大河ドラマに求められている物が通常のドラマとは全く違うのである。

 大河ドラマで視聴率が低迷した作品は、全てこの大河ドラマの最低条件をクリアしなかった物ばかりなのである。『北条時宗』『江』『清盛』などはまさにそれだからこそ非難が集中したのである。『八重の桜』にしても主役の生き様を描くことはできたが、キリスト教を称賛することを最優先して、日本人とは何か、日本国とは何かを考えさせなかったからこそ、視聴率が低迷したのである。

 俺の作品が大河ドラマの原作になった場合、必ず「笑い」を取る。笑えないドラマは面白くない。大河ドラマは深刻な内容になってしまうのだが、深刻な内容だからこそ、時には笑いを入れて弛緩させないと、45分間を保つことはできないのだ。

 気をつけるべきは「予算の問題」であろう。ドラマの前半に資金を大量に使ってしまうと、後半に資金が少なくなってしまい、登場人物たちがめっきり減り、ドラマが盛り上がらなくなってしまうのである。プロデューサーがきちんと資金管理をしておかないと、折角の原作がダメになってしまうのである。

 市川海老蔵を使う以上、彼の性格に合う物を作ればいいだけのことであって、俺の頭の中には既に話が出来上がりつつある。後は執筆していけばいいだけのことなのだが、今は他の特大長編小説を書いているので、それが終わり次第取りかかるつもりである。

 乞うご期待。

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