●ラッキョウを生で食う
去年、ラッキョウを生で食う事を教えられ、それで非常に健康になりまくったのだが、今年も遂にラッキョウの季節がやってきた。考えてみると、ラッキョウが収穫される時期は梅雨前なので、春の疲労を巧く除去できるようになっているのだ。
実に理に適った食べ物である。
ラッキョウは甘酢漬けで食べるのが殆どなのだが、ラッキョウを生で食うと、この美味さに嵌ってしまう。甘酢漬けだと、どうしても甘く成ってしまうので、それでラッキョウ本来の味を味わえなくなってしまうのである。
ラッキョウは辛みが美味い。甘酢漬けはこの辛みを消してしまうから、ラッキョウの良さが台無しに成っている。唐辛子の辛みは体を冷やしてしまうので、食べ過ぎは危険なのだが、ラッキョウはそれほど体を冷やさないので、大量に食べることができる。
ラッキョウには「アリル硫化物」が含まれている、要は「硫黄」のことである。普通の食事をしていれば、硫黄が不足することはまずない。頭脳労働をしている人は硫黄が不足しがちであり、それで硫黄の入ったラッキョウを食べると体が活性化する事に成るのだ。
硫黄は骨の成長を助けたり、関節痛を和らげたりするので、既婚女性たちは出産後にはラッキョウを食べた方がいいということになる。妊娠で体内の硫黄が減少してしまうので、それでラッキョウを食べて硫黄を補給するのである。
●ラッキョウの効果
①ウンコぶりぶり
ラッキョウを生で食うと、とにかくウンコぶりぶりであり、それが凄い。考えてみれば、食物繊維の塊みたいな物なので、それでウンコが出まくるということになる。ラッキョウを多く食べれば食べるほど、よく出ることになる。
梅雨の時期はどうしても内臓の機能が低下しがちである。湿度が高いために、体が巧く動いてくれないのだ。だからこの時期にラッキョウを生で食べると、ウンコが出まくるので、それで内臓の機能は回復することになる。
②オナラ出まくり
もう1つの効果がオナラ出まくりであり、とにかくオナラが出まくることになる。確かにオナラが出始めた頃は臭い。しかしオナラを出まくっていると、その内、オナラの臭いがしなくなる。それだけ体内の汚い物が外に出たということなのである。
但し、困るのがどこでも出るという事であり、とにかく、
「ぷ~」
と油断していると出てしまうのだ。しかも通常のオナラよりパワーアップしているので、
「ぶひ~ッ」
と通常では有り得ない音が出てしまうのである。
余りにも勢いよくオナラを出してしまうと、実が漏れたのではないかと大急ぎで便所に駆け込む羽目になるので、オナラの仕方にも工夫がいるようになる。実際に外出中にお漏らしをしてしまった場合、パンツの替えはないので、絶体絶命のピンチになってしまう。
●生で食うなら、鹿児島県産の物が一番良い
ラッキョウの生産量は鳥取県がトップなのだが、鳥取県産の物は甘酢漬けにすることになら適している。しかし生で食うとなると、味が物足りないのだ。生で食うなら鹿児島県産の物がベストだと思う。辛みが効いているから、味は断然にこちらの方がいい。
ラッキョウは砂地で栽培する物なので、鳥取砂丘のある鳥取県は非常に適している。それではなんで鹿児島県産の方がいいのかというと、それは桜島が噴火し、火山灰が降り積もるからなのである。この違いが味を大きく分けることになる。
事実、鹿児島県産のラッキョウは大きいし、味も濃い。それに対して鳥取県産のラッキョウは小さく、味は薄い。ラッキョウの違いが、そのまま県民たちの体格や性格の違いに成ってしまうほど、同じラッキョウでも大きく違っているのだ。
ラッキョウの生産量は鳥取県に次いで、福井県が第二位である。この福井県のラッキョウもまた、甘酢漬けにするには適しているけど、生で食うには物足りない。鳥取県も福井県も味付けは京都風なので、どうしても味がきついのは嫌いなのである。
生で食うのなら、鹿児島県産の他に宮崎県産の物もいい。宮崎県産の物は少し辛みが控え目であり、初心者ならこちらの方が食べ易いかもしれない。慣れて来たら鹿児島県産の物に切り替えればいい。
●脳疾患の予防
ラッキョウは脳疾患の予防に繋がる。だからカレーライスとラッキョウの組み合わせは最高ということになる。カレーもラッキョウも脳疾患には効果があるからだ。相乗効果が起こるので、単独で食うよりは効果が激増することになる。
鳥取県と福井県は夫婦の共働き率が高いので、ラッキョウを食べて脳疾患を発症することを予防しているのだと考えてもいい。県民たちは深く考えて食べていないだろうが、自然と脳にいい食べ物を食べてしまうのである。
鹿児島県民は豚肉を食うし、宮崎県民は鶏肉を好むので、それでこちらのラッキョウが必要だという事に成る。肉を食うのはいいが、脳疾患の予防をしておかないと、或る日突然に脳疾患を発症してしまうことになるのだ。
脳をより使うのは田舎よりも都会の方なのだから、都会に住んでいる人たちこそ、ラッキョウが出回る時期にはラッキョウを漬けておいた方がいい。ラッキョウを食べていれば、脳疾患に罹る事を予防することができるのである。
しかもラッキョウが終われば梅が出回り、梅干しを作るなり、梅酒を作るなりする。梅もまた、脳疾患の予防には効果があるので、これも必要ということになる。梅雨は雨が続くが、やるべきことは多々あるものなのである。
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