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絶対にテレビでは放送されない震災ニュース

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●被災したのに被害のない人たち
 
 自分の周囲にも熊本県出身者はかなり多く居て、自分たちはこっちに出ているけど、両親や兄弟姉妹は熊本県に住んでいるという事になる。だから熊本地震が起こると、
「被害はどうなの?」
と訊く事になるのだが、中には笑ってしまう回答もあって、
「家族で宮古島に旅行中」
というのがあったりした。
 
 確かに熊本県に住んでいるからといって、常に熊本県に居る訳ではなく、旅行する事だって有り得るだろう。旅行中に自宅が被害を受けても、自分たちは旅行中ゆえに安全なので、別にビクともしないのだ。尤も、こういう夫婦がまずしなければならないのは、どうやって帰宅するかなのである。
 
 一番笑えたのが、
「益城町に住んでいるのに、自宅が倒壊しなかった」
という物である。テレビの映像では益城町の家々が全て倒壊してしまった情報が流れているのだが、その人の家は益城町の中心部から離れていたので、倒壊には至らなかった。倒壊した家屋は震源地から近く、瓦屋根を持っている物が多かった。逆に言えば、震源地から巧く離れ、新しい耐震基準で作られて家は倒壊する確率が低いという事なのである。
 
 とは言え、震度7なのだから家の中はメチャクチャになってしまったらしい。そこで、
「何か欲しい物ある?」
と訊いたら、
 
『支援物資よりもカネをくれ」
 
と答えやがった。家があるのに家なき子か! 地震のために物流がストップしてしまったので、とにかく商品がないために、商品が入れば爆買いするしかないとの事であった。
 
 テレビ局の方としては悲惨な映像を流せば流すほど視聴率が取れるから、どうしても現地で悪い情報ばかり取り上げる事に成る。しかし震度7の地震で、死者が50名程度なのだから、家々の倒壊や橋の落下があったにしても、被害は想像以上に軽い。寧ろ熊本県で新しい耐震基準を満たした家屋が異様に少なかったという事の方が問題なのである。
 
 
●オムスビ1個とロケ弁1つ
 
 今回の熊本地震で、俺が最もショックだったのは、被災者たちが避難所で3時間も並んでオムスビ1個しか貰えなかったのに、現地で取材に当たった女子アナにはロケ弁が配られ、そのロケ弁が実に豪華であったという事であった。その女子アナは正々堂々とツィッターにその写真を載せたのだが、人間として当たり前の感覚すらなくなっているのであろう。
 
 テレビ局が取材チームを派遣する以上、ロケ弁は用意していく事になる。現地では食べ物を調達するのすら難しいのだから、ロケ弁を用意する事は当然とは当然だ。しかし現地では食べ物が無い状態なのだから、ロケ弁を食べるにしても、密かに食っていればいいのである。わざわざその情報を公開する事はないのだ。
 
 熊本地震のように大きな地震が起こった時、東京のテレビ局のスタジオで、冷暖房が完備され、食事も食べ放題の状態なら、幾らアナウンサーやコメンテイターたちが喋っても、現地の情報は巧く伝わらないであろう。こういう時は全員が全員、現地に行くべきであって、東京のスタジオで呑気にやっている場合ではないのである。
 
 しかし現地に行けば「食事はどうするんだ?」という事になり、そうなれば被災者たちが食事にありつけないのに、テレビ局の関係者たちだけは食事にありつけ、しかもその食事は豪華な物になっているのだから、これでなんの矛盾も感じない訳にはいかないであろう。これはアナウンサーたちに「食事をオムスビ1個にしろ」と言っているのではない。アナウンサーたちは被災者たちの感情を理解していないと、とんでもない間違いを引き起こしてしまうという事なのである。
 
 みのもんたなんかは、こんな大事な時にツィッターを始めたのだが、
「自衛隊にはきちんとやって欲しい」
とコメントして、ネット界から猛反発を食らってしまった。テレビ業界に長年いると、どうしても人間としての当たり前の感情がマヒしてしまうのであろう。大体、みのもんたなんかは、東日本大震災が起こった夜にはキャバクラに行って酒を飲んでいて、キャバクラ嬢から、
「こんな所にいていいの?」
と叱られたくらいなのである。
 
 
●熊本県民の県民性
 
 今回の地震で、非常事態だというのに、熊本県知事が政府に盾突いたり、避難所に避難者たちが殺到して大混乱になってしまい、「同じ日本人なのにどうも違うな~」と思った人たちは結構多い。それもその筈、熊本県は古代に於いて球磨族がいた所で、「難治」と言われた場所だからだ。
 
 中国の三国時代に於いて、呉の孫権が琉球遠征を行うのだが、それによって難民たちが肥後の国にやってきて定住してしまった。これを撃退するために邪馬台国が戦争を行ったが、逆に戦争に負けてしまい、それで近畿地方から大和朝廷に攻め込まれ、滅ぼされてしまった。しかしその大和朝廷も球磨族の統治には苦戦し、仲哀天皇は球磨族征伐の時に流れ矢に当たり、戦死している。
 
 江戸時代には細川家が統治し「手永制」を導入して分割統治した。このために統治は巧く行ったが、熊本の人たちは組織戦が非常に下手糞になってしまった。因みに、熊本県でも熊本藩とは別に人吉藩があったのだが、この地方の人たちは手永制がなかったので、組織戦が下手糞ではない。
 
 熊本県民の県民性は、男性は短気で強情で、議論が大好きという、最悪の県民性である。明治期に熊本バンドというキリスト教プロテスタントの一派が出て来て、この連中が新島襄の同志社に入ると、同支社を滅茶苦茶にしてしまった。熊本県出身の男性たちを甘く見ると、とんでもない目に遭ってしまう事に成る。
 
 熊本県の女性たちは、控え目で忍耐強いの特徴で、女性たちの能力は高い。しかし熊本県は男尊女卑の風潮が強いので、フェミニズムの蔓延度高い。だから避難所でテキパキと働く既婚女性たちがいる一方で、独身女性たちはバラバラになってしまい、効果的な働きが全く出来なかったのである。
 
 熊本県民は男女共々「衝動買い」する傾向が強く、貯金するのは下手糞。このためお金がないばっかりに避難所で飲食物にありつこうという連中が殺到してしまった。今後、崩壊した家屋を再建していかなければならないのだが、貯金がない人たちが多い以上、政府は仮設住宅を作るのではなく、いっその事、マンションを作ってしまい、それを格安の値段で払い下げるという事をした方がいい。
 
●非常事態では「断食しろ!」
 
 避難所ではオムスビ1個を貰うのに3時間も並んだりしたのだが、3時間も並べばもう何もする気力が起こらなくなってしまう。俺があの光景を見てつくづく思ったのは、
「非常事態では断食をしろ!」
という事である。人間は3日間、何も飲み食いしなくても生きていける。非常事態なのだから飲食などしていないで、他の事をすべきなのだ。
 
 大体、非常事態に食事をする動物はいない。ライオンだって火事などで住む場所を追われれば、逃げるのに必死になり獲物を捕らえて食べようとはしない。動物というのはそういう物なのであって、なんで人間たちだけが非常事態なのに飲食をしているんだって話になる。
 
 それなのにどうして非常事態に飲食をするのかというと、人間は緊張を解くために飲食をしてしまうのだ。地震は滅多に起こる物ではないので、突如、大地震を経験してしまうと、思いっきり緊張してしまい、別にお腹が空いている訳でもないのに、飯が欲しく成ってしまう。とはいっても、余震が続く中では緊張を解く事など出来ないのであって、暫くの間は緊張し続けた方がいいのである。
 
 どの大地震でも1週間後には水と食料が行き渡るようになっている。だったらその間は断食したり、少食に徹したりして、出来る限りまともな食事をしないようにし、その代り、食事にかける時間を他にすべき事の時間に充てて、被害を最小限度に抑えるようにした方がいいのだ。
 
 普段、断食していない人たちが非常事態に断食しろと言われてもしないだろうから、だから平時の段階で断食を行い、断食に馴れておくようにすべきなのである。断食になれていないからこそ、非常事態では断食などできず、数時間も並んで、僅かな食べ物を貰うという事をしてしまうのだ。非常事態では食べ物よりも時間の方が大事という事を考えると、断食しないという事は実に愚かな事をやってしまう事に成るのである。
 

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