●タマティーが3押しの演歌歌手「紅晴美」
現在、タマティーいち押しの歌手はなんといっても「城南海」。城南海の声はもはや国宝級。そんで2押しは「BABY METAL」。ヘビメタとアイドルの融合は秀逸。3押しが誰かというと「紅晴美」。「紅晴美って誰?」と思うかもしれないが、超ブスの演歌歌手で、性別は一応女性である。
写真を見ると、もはや女性演歌歌手というよりは「怪獣」であり、人間の形をなしていない。ブス度は「天童よしみ」を遥かに超えている。ラーメン屋の寸胴鍋としても使用できそうな体、巨大なおむすびのような頭、ルックスに関しては最悪だから、歌が巧かろうが売れる訳がない。それでこの度、所属レコード会社移籍する事になった。
ところが、紅晴美さん本人がタマティーのブログを見、俺が、
「紅晴美という芸名は良くないから、他の芸名に変えた方がいい」
と提案していたのを受け入れ、
「紅丸晴美」(くれないまる はるみ)
としてコロムビアレコードから再デビューする事になってしまったのだ。
「紅晴美」
だと、総格が30画になってしまうので、デビューするにはいい物の、ヒット曲を出せるまでは行かない。しかし、
「紅丸晴美」
だと、総格が33画になるので、盛運隆昌で、女性演歌歌手としては強烈な個性で以て、ヒット曲を飛ばしてくる可能性が大となる。
この「紅丸」は戦前に瀬戸内海で使用されていた客船の名前でもあり、なんと「瀬戸内海の女王」と呼ばれていた。実に縁起のいい名前だから、これを用いればまさに「演歌界の女王」になれるかもしれない。演歌には船や海関係の歌が多いので、こうやって縁起を担ぐ事は決してバカに出来ない。巧く行けば、とんでもない力を発揮してくるかもしれないのだ。
●ブレイク可能性のある作品
そこで今回、紅丸晴美として再デビューを記念して、タマティーが「こういう歌を歌えば、ブレイク間違いなし」という作品を考えた。尤も、再デビュー曲はもう決まっているので、それをどうにかする事は出来ないが、今後、紅丸晴美の芸名に合った作品を出して行けば、ヒットする可能性は高くなるのだ。
①『マジ惚れ』
♪あなたにマジ惚れで、好きだから、好きだから
どんな愛の言葉でも、足りなくて、足りなくて
永遠(とわ)のぬくもりに包まれた時
ここより愛は永遠に~。
『マジ惚れ』はこんな感じの歌。紅丸晴美さんは性格的に愛の歌をストレートに歌った方がいい。本人の自信作であろうと思われる『あんた』もはやりストレートに作っている。超ブスなのに、恋の駆け引きを扱う歌はやめた方がいい。現実的には絶対にありえないからだ。
②『恋するオッパイ占い』
AKB48の名曲『恋するフォーチュンクッキー』をパクリ、『恋するオッパイ占い』を出す。多分、紅丸晴美さんは巨乳、但し、恐らく「垂れパイ」なので、オッパイネタで攻めるのは効果大であろう。ちなみに「オッパイ占い」とは、乳首を舐めて、喘ぎ声が聞こえてくれば「吉」、母乳が出れば大吉という物である。
③『銀座路地裏恋物語』
演歌といえば「銀座」。銀座をネタに歌えばヒットする確率は格段に高くなる。但し、ありきたりに歌うと大ハズレをやってしまうので、『銀座路地裏恋物語』なんていう事にすると、ネタが新鮮なので、誰もやった事がない事が出来る。
④『おデブおデブのデブ尽し』
紅丸晴美さん自身がおデブなので、おデブをネタに歌にすべきであろう。
♪おデブおデブのデブ尽し
贅肉を掴めば空を飛べるわ
おデブおデブのデブ尽し
二の腕プルルン お尻はブルルン
渡辺直美がおデブを利用してブレイクしているので、それに便乗して、巨体を振わせながら歌えば、インパクとは大である。
⑤『小さな事でも誠意を込めて』
これは自分自身に対する歌。紅丸晴美さんは小さな事を疎かにする傾向があるので、それでヒット曲が出ないのだが、コンサートの度にこの歌をファンにではなく、自分に向けて歌えば、多少は変化する事だろう。「細部に神は宿る」ので、些細な事を疎かにするようでは、人気は出ないのだ。
⑥『真夜中の肉弾戦』
演歌には男女の情愛を歌った物が多いのだが、『真夜中の肉弾戦』はセックスを歌った物である。美人の女性演歌歌手がこんな歌を歌うのは洒落に成らないが、紅丸晴美さんなら許される。人間は「怖い物見たさ」という禄でもない欲望があるので、それを満たしてあげるのである。
⑦『不倫の恋は蜜の味』
最近の芸能界では不倫のために失脚する芸能人たちが多いので、敢えて『不倫の恋は蜜の味』という挑戦的な歌を用意した。この歌は、芸能界で不倫の事件が起こる度にBGMとして使用されるようになるので、それで楽曲の使用料が確実に入って来るのだ。ちなみに、ワイドショーで矢口真里の情報が出て来ると、この曲が自動的に流れて来る。
⑧『恋のパワースポット』
パワースポットブームに便乗し、『恋のパワースポット』なんて歌もいいだろう。「恋のパワ―スポットは一体どこなのか?」とよくよく聞いてみたら、実は「Gスポットだった」という落ちにすると、爆笑間違いなし。
⑨『男なら私を抱いてよ』
この『男なら私を抱いてよ』はコンサート用の歌。紅丸晴美さんがこの歌のサビの部分を歌うと、男性の観客たちが「抱かね~よ!}とやり返す。男性たちにしたくもない女性に迫られる恐怖を味わセる。
⑩『流れる涙は恋の跡』
紅丸晴美さんは離婚を経験しているので、離婚を扱った歌も必要。『流れる涙は恋の跡』なんて綺麗なバラードに仕上げてしまうと、離婚を美化できる。尤も実際の離婚は悲惨な物だから、下手に生生しい物だと拒絶反応が出て来てしまうのだ。