●女子アナのグルメリポート
最近、食べ物を紹介する番組が異様に多いのだが、女子アナのグルメリポートには大いに不満がある。何を食べても、
「甘~い」
とかしか言わない。肛門に爆竹を突っ込んで、火をつけてやろうかと思ってしまうほど、「もっと他に言い方があるだろう」と反論したくなってしまうのだ。
これがお肉になると、今度は、
「柔らか~い」
と間抜けな面して述べて来るのだ。動いている牛に噛みついてみろ。肉という物は本来硬い物なのだ。近くに牛が居ないなら、体型が牛に似ている上沼恵美子のお尻に噛みついて、食い千切ってみろ。
女子アナのグルメリポートは、
「甘い」「柔らかい」「美味しい」
の3語で足りる。語彙が余りにも少ないのであって、そういうグルメリポートならするな。他の者にやらせろ。
●女性たちにとっての究極料理
女性たちは「甘い物」「柔らかい物」が好きというのなら、女性たちにとっての究極料理とは、
「子牛の肉の生クリームかけ」
じゃないだろうか。甘いし、柔らかいし、美味しいのだから、これなら女性たちは大満足してくれるであろう。
名付けて、
「お肉と雪の女王」。
普段は子牛の肉を使用しているのだが、たまに「May.J」のお肉が入っていたらアタリ。
「♪な~にも~、怖く~な~い」
と歌いながら食べましょう!
●太古の昔、料理を作るのは女の仕事だった
狩猟採集経済では料理を作るのは女の仕事だったのであり、男性たちは料理など決して作らなかった。これはどこの地域でも同じである。ところが文明が誕生するとそうではなく成り始めた。穀物を生産し始めた部族は母系家族になり、相変わらず女性たちが料理を作っていたのだが、牧畜を開始した部族は父系家族になり、戦争で奴隷を獲得すると、その者たちに料理を作らせるようになった。
文明化とは、母系家族から父系家族に移行する事なのだが、その移行の過程で、男性たちが女性たちの仕事であった料理を奪い取っていった。女性たちは甘い料理を好む以上、そういう料理ばかり作っていたのだが、男性たちは甘い料理以外の料理も好むので、それで料理のバリエーションが一気に増えたのである。
●甘口と辛口の違い
料理には甘口と辛口があるのだが、甘口の料理は女性たちが好む物で、糖分が多い以上、これは必要な味であろうが、辛口は男性たちが好む物で、恐らく「疲労の除去」のために必要だったからこそ、加えていったのではないであろうか。
甘口と辛口があると、味の領域は思いっきり広がる事になる。甘口の料理だけではどうしても単調になる。しかし辛口の料理があれば、様々な味の料理を作り出す事が可能になってくるのだ。
結婚して、妻が一生懸命に料理を作っているのに、夫が何も褒めないのは、味が単調だからであり、味に対してもっと工夫した方がいい。ニンニクとか、ショウガとか、ネギとかを使うと、男性たちの好む味となる。これらの物は中華料理では必ず使用している食材だ。
●例外
但し、これには例外がある。「お菓子」に関しては甘い物のままでいい。お菓子には甘さを求めているのであって、辛さなど求めていないからだ。たまに「ワサビのソフトクリーム」なんて物が出て来たりするが、ああいうのはやはり男性が考え出した物であろう。
それと「お酒」である。日本酒では、巫女が日本酒を作っていたという伝承が残ってるので、多分、甘酒がその名残りであるに違いない。ワインはキリスト教によって父系家族への移行が完全になされてしまったので、ワインの本来の味が失われている。女性がブドウ園のオーナーになると、そこで作ったワインは本当に美味しい。フルーティーな味になるのだ。これがワイン本来の味なのであろう。